イブプロフェン製剤は、かなり商品化されていますね。
世界的に見ると、鎮痛剤はアセトアミノフェン製剤が多いのですが、
日本だと、バファリン(アスピリン)やイブA錠(イブプロフェン)などが、
人気です。
また、総合の風邪薬にも多く、「ルルアタックEX」「パブロンエース」「ベンザブロックL」など
有名ブランドも多いです。
確かに、イブプロフェンは飲んだ場合に、効き目を実感される方も
多いでしょうし、効き目も実際良いです。
ですが、得てして、効き目の良さは、その反作用も生みますので、ご注意ください。
添付文書というのは、薬を買ったときに入っている「説明書」ですね。
それに「してはいけないこと」とか「相談すること」とか、その他の注意点とか、
いろいろ書いてあります。
さて、添付文書の今回の改訂ですが(細かいのはチョコチョコ変更されます)、
イブプロフェン製剤では、今までになかった注意喚起があります。
(全ては取り上げていません。目立ったものを取り上げています。
詳しくは各メーカーHPをご参照ください)
「してはいけないこと」の欄に追加されました。
1.次の人は服用しないで下さい。
(4)出産予定日12週以内の妊婦
が追加されました。これは、結構気になっていたんですよね。する人がいますから。
さすがに妊娠初期には、服用をしないでしょうが、2人目、3人目になると、女性もなれたもので、
安定期になると「大丈夫だから」と服用する方がおられます。
これ、知っておいてくださいね。
特にイブプロフェン系統の薬剤は、全身に効くタイプですので、注意が必要です。
「相談すること」の欄に追加されました。
再生不良性貧血
無顆粒球症
再生不良性貧血というのは、骨髄で血液(血球)がつくられなくなる病気です。
先天性の場合もありますが、鎮痛剤や抗生剤等で起こることもある病気です。
(発生数は少ないですが)
青あざ、鼻血、歯ぐきの出血などが起きたり、気分が悪くなりくらっとしたり、
血尿等があらわれたりします。
無顆粒球症というのは、免疫力が低くなる病気です。
顆粒球という免疫に深く関係した、外から体内に侵入した悪いやつを退治するものがあるのですが、
それが出来なくなるのです。
突然の高熱、さむけ、のどの痛み等が症状として現れるのですが、免疫力が下がるので、
当然こういった症状が現れます。
特に危険なのが、高熱・さむけ・のどの痛みというのは、一見風邪の症状のようなので、
風邪を引いて、風邪薬を飲んでいたら、気づきにくいということです。
原則として、「薬を飲んで悪化したら、病院に行く」ことを行ってください。
薬を飲んで悪化することは、ドラッグストアだけでなく、病院でもあることですが、
その対処方法は病院に頼るほかはないからです。
そして、何よりも薬を飲んでいても、自分の体調の変化には気をつけてくださいね。
がんばる人ほど、要注意です。
追伸:第一三共さんのHPを参考にさせていただきました。

