昨日のつづきです。
考えていただけましたか?
例題を確認しますね。
あなたが、ある企業でバリバリに働いています。
何とか終わらせるべく、必死にやっています。
しかも、今日は特別な用事があるので、定時でキッカリあがりたいのです。
そんな時に、「この仕事急ぎなんだ。君にしか頼めないから、今日中によろしく」
と鬼の上司から、言われました。
さあ、どうしますか?
という問題でした。
答えは、「今日中に、やらなくてはいけない仕事だけする」
という何の変哲もないものです。
言い換えると、「明日以降で良いものであれば、やらない」と
いう選択です。
これと同じことが身体でも行われます。
ストレスを感じていない時は、健康だったのに、
ストレスを感じて、不健康になった時は、
「脳が、今までちゃんとやっていたことを後回しにする」
ということです。
例を挙げます。
例えば、夏バテというのも、暑さでやられるというのは、
イメージできてわかりやすいですが、
こういう風に脳が思考していると、捉えてみたらどうでしょうか?
「外は暑いし、クーラー入ったら寒いし、体温調節大変。」
「一日中、体温調節しなきゃ。」
「そんな胃腸の調子なんて、かまってられないよ。」
どうですか?脳は、単純に思考だけをやっているのではなく、
身体を動かしたり、内臓を動かしたり、外からの刺激に対応したり、
それは、それは、大変な仕事量をこなしています。
そこで、ストレス・・・。
働き者で、ガンガン働いているあなたに、また追加の仕事・・・。
できることとできないことがありますよね。
物量的な問題として。
そういうことです。
ですので、それを取り除いてあげる工夫も必要です。
もちろん、全ての体調不良や疲れが、脳の問題とは言えませんが、
どうしても改善しない。うまく行かなければ、一度こちらからの
アプローチを考えてみても良いかもしれません。
最後までお読みいただいて、ありがとうございます。