2013年01月26日

胃腸と肝機能を知る(5)

こんにちは、ソノキニです。

今回で、第5回目です。
こういった体のことは、一見複雑なような気がしますが、
「理」で動いていますので、細かいことを見るよりも、

ザックリでいいので、把握しておいて、
そして、何かしらのイメージを持っておいてください。

『胃が動いて、腸に送っているなぁ』とか、
『腸で吸収して、肝臓に送っているなぁ』とか、

『肝臓で、解毒してくれているなぁ』とか、
詳細なメカニズムよりも、まずイメージを持ってください。

そうした方が、身体にも優しくしやすいですし、
全く知らない誰かに伝える際も、役立ったりもしますから。

さて、今回は前回の補足から入ります。

肝機能について、ザックリと話しましたが、
要は、心臓に送って、全身にばらまいてもいいかどうかを
取り締まっているわけです。

有毒なものは、送れませんし、また過剰すぎるものは、肝臓で貯蔵したりします。
糖分もグリコーゲンという形で、貯蔵したり、脂分(脂溶性のもの)を貯蔵したり、
鉄も貯蔵してたりします。
(動物のレバーに鉄分がタップリなことでもご理解いただけると思います。)

ちなみに、ウコンで肝臓に関するトラブルが起きるのは、この鉄分が関与していまして、
ウコンの中には、鉄が入っています。

健康な人はいいんですが、肝臓にリスクがある方が、ウコンをとることで、
鉄分が多くなる場合があります。

鉄というのは、錆びることを考えても、活性酸素と結びついて、
酸化を起こしやすいですので、肝臓もご多分にもれず、
酸化しやすくなります。

そうなると、肝細胞が繊維化してしまい、肝細胞の役割を行いにくくなることに
つながります。肝臓の病気にまっしぐらということですね。

肝臓は「沈黙の臓器」として、有名です。
痛くなりませんし、最後の最後まで、懸命に働きます。

ですから、症状としては直接肝臓に現れることはありませんが、
じんわり別の形で現れることがあります。

  ・身体のだるさ
  ・皮膚疾患
  ・長期の胃の不調

などなどです。黄疸などは、割と目立つので、すぐにやばいとわかります。
(目の白目の部分が黄色がかる。)

治らない上の何かがあった場合は、可能性として考えられます。
もちろん、肝臓の問題ではなく、その前の吸収するもの自体が悪いことも
ありますので、食生活や通じ等も重要になります。

さて、そうやって、良い状態にしたいろんなものを、血液を使って運びます。
心臓に送って、全身にばらまいてもらうのですが、例えて言うと、

  血管というのは、あくまでも道路です。
  血液というのは、配送の車です。

細胞というお家に、栄養とか酸素とかいう荷物をとどけるという感じですね。

道路が混んでいても、うまくいきませんし、
配送の車の調子が悪くてもいけません。
また、荷物をもってきても、やりとりがうまくいかないと、
届けることもできません。

荷物がとどかないと、その家では、ご飯も満足に食べれません。

どうですか?イメージできますか?

糖尿病という病気は、「糖分」という荷物をいっぱいもって、発送に出ているんですが、
各、家に届けられていないんですね。

インシュリンという名前の配送担当の人がさぼっている場合もあれば、
せっかく届けても、家の人が不在で、渡せないのです。

インシュリンさんは、働き者なのですが、渡せない状況がつづくと、
ふてくされて、サボります(笑)

家に「亜鉛」さんという執事がいれば、ちゃんと家のドアをあけて、
荷物を受け取ってくれるのですが、いないと受け取れません。

結果として、「糖分」という荷物を積んだくるまが、
血管という道路にあふれかえるのです。

ああ、どうしよう・・・。

甘いものや炭水化物(糖質)を多く摂る方は、ミネラル補給もしっかりしてくださいね。

全身に栄養や酸素を届けるには、血行が良くなることが大事ですが、
細胞と血管とのやりとりも重要だということです。
そして、ここでも人間のエネルギーであるATPが使われてもいます。


「胃腸と肝機能を知る」は、今回で終わります。


わからないところ、気になるところがあったら、遠慮なく
質問してくださいね。

ありがとうございます。

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posted by ソノキニ at 11:43| Comment(0) | からだ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月24日

胃腸と肝機能を知る(4)

こんにちは、ソノキニです。

第4回になります。

前回が吸収の話でした。消化して、吸収する。

その次は、肝臓に運ばれます。
肝臓に運ばれますが、全てというわけではありません。
主に水溶性のものを中心に運びます。

脂溶性のものは、リンパの流れにのりますので、後ほど肝臓に到着します。

さて、肝臓に運ばれたものは、各細胞で問題なく使えるように、
加工されます。有毒なものであれば、解毒をします。

薬やアルコールなども、酵素を用いて、まずは無毒化します。
薬ではチトクロムというのが、比較的有名な酵素です。
この無毒化具合を計算して、薬はつくられています。

完全に無毒化されたら、薬は効きませんからね。

アルコールだと、アルコール脱水素酵素というので、アセトアルデヒドと
いう形にして、アセトアルデヒド脱水素酵素というので、酢酸にします。

そして、酢酸を水と二酸化炭素にして、無毒化完成です。

         アルコール
           ↓   ←アルコール脱水素酵素
           ↓
        アセトアルデヒド(二日酔いの原因物質)
           ↓   ←アセトアルデヒド脱水素酵素
           ↓
           酢酸
           ↓
           ↓
        水、二酸化炭素

この流れですね。

二日酔いを起こすのは、このアセトアルデヒドを
分解するのが、うまくいかないからです。

基本的に酒は才能です。

これらの酵素があるかないかが、明暗をわけます。
元々、お酒に強い人は、これらがしっかりあるので、
ご先祖様に感謝してください(笑)

日本人は、比較的下戸が多いと言われますが、
それはこの酵素をたくさん持っている人が欧米人に比べて
少ないからと言われています。

さて、ここで問題があるのですが、
お酒が弱い人が、多く飲んだときにはどう対処するのでしょうか?

気合と根性でどうにかなればいいですが、そうも行きません(笑)

そこで登場するのが、


     「解毒系」(MEOS酵素系)です。


これで処理をするのですが、この系は、「活性酸素」を使用しますので、
肝細胞を傷つけてしまうことがあるのです。

ちなみに最初はお酒が弱かった人がだんだん強くなるのは、
ここが鍛えられていくからです。
その代わり、肝細胞を傷つけるリスクも上がっていきますが。

お酒に対する対応方法としては、
ウコンやハイチオールCに代表されるような、肝機能アップ系と、
ヘパリーゼEXに代表されるような、肝細胞復活系があります。

ウコン(クルクミン)やハイチオールCは、肝機能を高めて、
アルコールの分解等を促進します。

ヘパリーゼEX等は、肝臓水解物といういわゆる肝細胞の材料のようなものが
入っており、損傷した肝細胞を修復するのに役立ちます。

肝臓は、自分で自分を製造できる臓器で、生体肝移植をしたとしても、
数年経つと、かなり元の大きさまで戻ったりします。
お酒が弱い人は、解毒系をよく使うので、活性酸素による肝細胞の損傷が
目立つと思うので、こちらの方がおすすめです。

肝臓をガンガン動かそうとすることと、
弱った肝臓、損傷した肝臓を修復することは、
違います。

このニュアンスをわかっていただけるでしょうか?

それよりもまず、これらの話に
ついてきていただけてますか?(笑)

ざっくり言うならば、あまりお酒を飲まない方が、今日だけ飲む場合は、
ウコン(個人的にはおすすめしませんが)やハイチオールCの系統で、

お酒を飲んだ後、具合がよくないとか、飲み会が続くとか、
お酒が弱くなったとか、そういった方には、ヘパリーゼ等がおすすめです。

ちょっとわかりづらい部分もあるかもしれません。
そんな時は、遠慮なく質問くださいね。

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追伸:チョコラBBに配合されている、ビタミンB2B6も肝機能が働く際に
   役立ちます。
posted by ソノキニ at 16:00| Comment(0) | からだ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月23日

胃腸と肝機能を知る(3)

こんにちは、ソノキニです。

さて、今回は第3回目です。

前回が消化で、今回は吸収についてです。

栄養分の吸収は主に小腸で行われます。
この際の簡単なルールとしては、「最小単位のものを吸収する」
ということを理解しておいてください。

例えば、
  デンプンは吸収しませんが、ブドウ糖だと吸収します。
  たんぱく質は吸収しませんが、アミノ酸だと吸収します。

といった具合です。

厳密にいうと、必ずしも最小単位ではない場合もあるのですが、
それに近い状態にしないと身体には入らないということです。
(マイクロダイエットなどは、アミノ酸を2〜3個くっつけた状態のヌクレオチド
という状態にしている。吸収が通常のアミノ酸よりも早くなるため)

この性質をダイエットに取り入れているものがあります。
それが「サラシア」です。

サラシアは、糖分を消化するための酵素分泌を抑えるため、
糖分の最小単位であるブドウ糖になる量が減ります。

ブドウ糖になりきれなかった大きい糖分は、身体に吸収されることなく、
便として、体外に排出されます。

つまり、甘いものをとっても、身体に入りにくくするということですね。

これは裏を返せば、消化がうまくいかないと吸収もうまくいかない。
どんなに良いものを摂っても、消化がうまくいかないと、吸収されません。

吸収の方法は、濃度による浸透や、何かの物質にくっつけて運ぶ方法などが
あります。

また、吸収には腸内細菌も関係しており、腸内環境が整うことで、
吸収状況がよくなります。

「吸収状況が良くなる」と言っても、ピンとこないと思いますが、
逆を考えて見ましょう。

吸収状況が悪くなるとどうなるか?

食べたものの吸収状況が悪くなると、腸内で残ることになります。
体内深部の体温は、38度近いので、「38度の場所に食べ残しを数時間放置」
したことを想像してみてください・・・。

身体に悪いでしょ?(笑)

吸収が悪いと、食べたものの腐敗が進みやすくなります。
効率よく入っていけば、腐敗の程度の少なくすみますが、
吸収が悪いと、腐敗の程度も進み、悪玉菌の数も増えやすくなり、

結果として、血液が汚れることになります。
(汚れるという言葉が適切かどうかはわかりませんが)

その血液の汚れは、各細胞や各臓器にまたいろんな問題を生じさせ、
病気を引き起こす原因になる場合もあります。

吸収も非常に重要なポイントですね。


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追伸:ちなみに座薬の効き目が良いのは、吸収する腸にダイレクトの届きやすいのと、
   胃など、消化器官の途中で削られることがないためです。

追伸2:バンテリンで有名な「インドメタシン」は大変胃を荒らすので、内服薬はありませんが、
    胃を通過しない座薬では存在します。(間接的に胃を痛めることが有ります)
ラベル:胃腸 消化 吸収
posted by ソノキニ at 18:39| Comment(0) | からだ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月18日

胃腸と肝機能を知る(2)

こんにちは、ソノキニです。

では、今回は前回の続きです。
これをたまたま見た方は、前回の「胃腸と肝機能を知る(1)」を
見てからの方が、よりよくご理解いただけると思います。

今回は、消化についてです。

消化というのは、一般的に2つあると言われています。
「物理的消化」と「化学的消化」ですね。

物理的消化というのは、口で咀嚼したり、消化管の蠕動運動などで、
行う消化の方法です。ポテトサラダをつくる時に、ポテトをつぶすような
感じですね。(なぜ、ポテトサラダで例えたかは、不明。)

化学的消化は、胃の中の酸とか、消化酵素を使って行う消化の方法です。
エイリアンの酸を受けたら、身体が溶けた感じですね。
(なぜ、エイリアンで例えたかは、不明。)

消化がしっかりと行われるには、消化管が動くことと、消化酵素が働くことが
必須となります。

ですから、しっかり噛むことは当然大事です。
また、やたら暑いものや、やたら冷たいものを食べることは、
自律神経の交感神経というところを刺激しますので、
蠕動運動が悪くなることもあります。(ストレスがかかっているような状態)

身体が冷えることも(冷え性など)、蠕動運動の働きを鈍らせるので、
注意が必要です。

また、化学的消化ですが、一般的に高齢になってくると、分泌に影響を
及ぼすこともありますが、何かの病気ではない限り、極端に問題が出ることは
あまりありません。

但し、「胃酸中和剤」を普段からよく飲む方は、注意が必要です。

胃酸を中和することで、当然、消化能力は落ちます。
(エイリアンの酸が中和されて出てきたら、そんなに怖くありません。)

また、意外と知られていないのが、消化酵素によっては、
「胃酸と触れ合うことで、活性化」するため、

胃酸の不備による、他の消化酵素の不活性につながることもあるのです。

散々、キャベジンの飲みすぎ、太田胃散の飲みすぎの方には、
減らすように言っていましたが、まあ、減りません(笑)

スーッとするのを味わいたいんですよね。

でも、胃酸を中和すると、当然、身体は胃の状態を戻そうと、
更に胃酸を出すので、イタチごっこになります。

結果、また「胃酸中和剤」を飲みたくなり、常用してしまいます。

胃というのは、消化器官ですが、外からの侵入に対処する意味も
ありますので、どうしても「強酸」の状態を維持したいのです。
それを覚えておいてください。

それと、食事中に大量の水分を摂ることも、胃酸中和につながり、
消化に悪影響を及ぼすことにもなりかねないので、注意が必要です。
(昔は、食事中にお茶をたくさん飲むなと怒られたものです)

また、消化酵素を含んでいるような食べ物をとることは、
消化を容易にするので、おすすめです。

食べすぎが身体によくないことは、おそらくご理解いただけると思いますが、
食べ過ぎると、消化酵素の生産に、身体の機能が使われ、
また、代謝酵素の生産量が落ちることを、知っておいてください。

ダイエットしている方、イメージできますか?
酵素って、身体でつくるのにも、限界があるんです。

ちなみに、消化酵素も「糖質(炭水化物)」「脂質」「たんぱく質」と
それぞれ存在します。国民性によって、酵素の構成も違ったりするのも面白いですよね。

オリーブ油が、健康に良いとあっちこっちで言っていますが、
日本人は、地中海周辺の人に比べたら、その油の系統の消化酵素が少ないので、
あまり向きません。

ちょっと筋から離れますが、「生海苔」を食べて、栄養にすることができるのは、
日本人だけです。

他の国の人は、「生海苔」を食べる習慣がないので、これを分解して
吸収するためのバクテリアが腸に存在しておらず、食べても出るだけです。
面白いですね。

その国のものを食べるのが、身体にはあっていますので、
「和食」は日本人には、おすすめです。

ソノキニも和食大好きです。

良い感じで、脱線したので(笑)、これで終わりにします。

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posted by ソノキニ at 16:55| Comment(0) | からだ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月16日

胃腸と肝機能を知る(1)

かなりあけましたね(笑)
おめでとうございます。

お正月はどのように過ごされましたでしょうか?
お仕事の方もおられたかもしれません。

お疲れ様です。

新年の最初は目標を立てたりすることもあると思いますが、
忘れていませんか?(笑)
まずは、毎日、そのことを思うだけでも違いますから、しっかり思い出して
いきましょうね。

さて、今回は胃腸と肝機能関連で、ご質問をいただいたので、
その話をしたいと思います。一回では書ききれないので、連載のような形になります。

まず、大まかですが、栄養や食べたものの流れをザックリと
つかんでおいてください。

    口→食道→胃・十二指腸(主に消化)→
    小腸(主に吸収)→大腸(主に水の再吸収)

これが、簡単ですが流れですね。

そして、小腸で吸収されたものは、肝臓に運ばれます。
肝臓で、解毒や加工などいろいろとされた後に、全身に運ぶ
といった流れです。

要は、小腸で吸収して、肝臓に運んで、
全身に回して良いような状態にして送る

ということです。このことをまず理解していてください。

この一連の流れを常に維持するためには、

  ・消化がうまくいくこと
  ・吸収がうまくいくこと
  ・解毒や加工がうまくいくこと
  ・全身に送るのがうまくいくこと

こういった行為が必要になります。

では、次回は消化がうまくいくことについて、説明しますね。

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追伸:書いていて、コレってメルマガ向けの内容だと気づきました(笑)
   でも、しょうがない。ブログで書きます。遅ればせながら、今年もよろしくお願いいたします。
posted by ソノキニ at 18:29| Comment(0) | からだ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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