2013年10月25日

武田薬品工業 アリナミンEXゴールド

こんにちは、ソノキニです。
新商品紹介です。

武田薬品工業さんの「アリナミンEXゴールド」です。

arinamingolud-takeda.jpg

アリナミンEXゴールドの商品ページは、こちら
⇒ http://alinamin.jp/lineup/alinaminexgold.html

処方は、以下の通りです。

  ・フルスルチアミン(ビタミンB1誘導体)109.16r)
  ・ピリドキサールリン酸エステル水和物
  ・メコバラミン
  ・コハク酸d-α-トコフェロール
  ・ガンマーオリザノール
  ・葉酸

武田さんが、アクテージブランドではなく、アリナミンブランドで
神経の痛み系の商品を出しました。アリナミンブランドで出す意味が
あったのかは微妙な気がしますが、アクテージの売上が微妙なのでしょう。

この処方の特徴は、「メコバラミン+葉酸」です。
エーザイさんが、ナボリンSという商品で発売したのが、おそらく最初で、
その後、いろんなメーカーがこの処方を真似しました。

ナボリンSとの違いは、ガンマオリザノールが入っているぐらいですが、
間脳の視床下部というところを安定化させて、自律神経の働きを整えるのが、
目的です。(医療用では、コレステロールの吸収抑制で使われる場合あり)

まあ、OTCでは、あまり期待しないでください。

特徴はそんなにない様ですが、興味深いのが一つあります。


  ピリドキサールリン酸エステル水和物


活性型ビタミンB6です。ビタミンB6の活性型って、結構珍しい気がします。

「活性型」というのは、ざっくり言うと、すぐに効くということです。
ビタミンB群をとった場合、体内に入りますが、

実際に身体に使われる際は、「安定型」⇒「活性型」に移行して使われます。
したがって、はじめから活性型になっている方が、効率がいいんです。

これに入っているメコバラミンも活性型です。
効き目が早い成分ですね。

特にこれは「コバラミン(ビタミンB12の名前)」に「メチル基」が
ついて、メコバラミンという名前になっていますが、メチル基が入ると、
神経への移行がスムーズにいきます。

そのため「メチル」水銀が原因となった水俣病は、神経症状が出やすかったんですね。

ビタミンB6の活性型を使うことが、どれだけ効き目があがることに貢献するかは
よくわかりませんが、そこがちょっと違いますね。

それと添付文書を読んでいたら、興味深い一文がありました。

==================================
<成分に関連する注意>
本剤の服用により尿が黄色くなることがありますが、葉酸によるものなの
で心配ありません。
==================================

これを服用して、おしっこが黄色くなってもあわてないでくださいね。
添付文書も、良かったら読んでみてください。
ためになりますよ。


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posted by ソノキニ at 19:25| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月09日

エスエス製薬 スルーラックデルジェンヌ

こんにちは、ソノキニです。

本日も新製品紹介です。
エスエス製薬 スルーラックデルジェンヌです。

derujennu-esuesu.jpg

長期使用が常態化している便秘薬カテゴリーの中でも、
比較的長期使用しやすい成分です。

主成分の「酸化マグネシウム」は、カマグとも言われ、
年配の方の便秘によく処方されたりします。

  成分(6錠中)
・酸化マグネシウム:2000mg
・ヨクイニンエキス:310mg(ヨクイニンとして4030mgに相当)

処方はこのようになっていて、年齢や状況に応じて、量を加減する仕組みです。

酸化マグネシウムは、腸内に水分を呼び込み、便に水をかけるイメージですね。
便自体がやわらかくもなるし、重量が増えることで、便意も出やすくなります。
(直腸では、ある程度の圧がくると、便意を感じて、出そうとするシステムが働く)

腸をバーンと叩いて、出す仕組みではないため(非刺激性)
常習性も少ないです。

ちなみに十数年前にコントレックスという水が、大ブームになりました。
私もかなり売った記憶があります。今も、売られていますが、
この水は、ダイエット向けとして売れたのですが、
仕組み的には、マグネシウム摂取量が増えるため、

「便秘の改善につながり、痩せる」というものでした。
もちろん、意識的な水分摂取による影響もありますが、
飲んだ人が総じて、便通が良くなったと言っていたので、
マグネシウムの効果だと思います。

マグネシウムは、酵素の働きを助けて、痩せる面もあるそうですが、
それは通常の食事をしている状況では難しいはずです。

ヨクイニンは肌荒れを改善する意図で入れていますが、
過剰な期待はしないでくださいね。
ヨクイニンの働きは、身体の水捌けをよくします。
古い水分を捨てるイメージですね。単味剤では、水いぼにつかったりもします。
(固いいぼには効かない)

すごく優しい便秘改善であれば、「整腸剤」
まあ優しい便秘改善であれば、「プランタコオバタ製剤」
一般的な便秘改善であれば、「マグネシウム製剤」
ガツンと聞かせたければ、「ビサコジル製剤」

即効であれば、「浣腸」
(もちろん、これらが全てではありません)

という感じですね。整腸剤を除いては、基本的に長期服用はしないでくださいね。
人間の身体は、甘えますから。

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追伸:短いスパンで、大量に浣腸薬を買っている人をみると、マニアか業者かと疑っていました。
posted by ソノキニ at 12:04| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月08日

小林製薬 ハレナース

こんにちは、ソノキニです。

新商品の紹介です。
小林製薬 ハレナースです。

harena-su-kobayasi.jpg

連続で、小林製薬さんの商品を紹介しておりますが、
何の関係もありません。(そもそも、ほめてはいない。笑)

この薬は、簡単に言うと、のどの痛みをとる薬になります。

効能・効果は、
扁桃炎(のどのはれ、のどの痛み)・咽頭炎、口内炎です。

モノを飲み込んだとき痛いと、ハレが出ていますので、
なるべく炎症を取ったほうがいいです。

腫れている状況は、その患部を治すためにすごい労力がつぎ込まれているのですが、
血流も非常に悪くなっているので、ある程度熱を冷ましてあげた方が、
スムーズにいきやすいです。

成分は、

 ・トラネキサム酸
 ・カンゾウエキス
 ・ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)
 ・リボフラビン(ビタミンB2)
 ・L-アスコルビン酸ナトリウム(ビタミンCナトリウム)

となっています。
「あ、この薬はどっかで見たことがある」と思ったあなたは、薬マニアです(笑)

第一三共さんの「ぺラックT錠」や「トラフル錠」にそっくりですね。
ええ、そっくりですとも。似ていますとも。

成分構成としては、トラネキサム酸というのは、プラスミンという炎症の大元と
言えるような成分を抑えます。カンゾウは、抗炎症剤です。いわゆるグリチルレチン酸です。

この処方は悪いとは言いませんが、「飲んでバッチリ効いた」という
感触が少ない薬です。お客さんの反応も薄いものが多いです。

のどの痛みや腫れであれば、単純にイブプロフェンのような抗炎症剤の方が
効いた感じはします。

ただ、鎮痛剤は苦手とか、ちょっとやさしめの薬を望まれるのであれば、おすすめです。

最後になりますが、この薬の一番の良い点は、口の中でサッと溶ける顆粒に
したことです。これは素晴らしいですね。

服用したときに、のどが少し楽になるような感覚を味わえると思います。

薬は、やはり成分がが一番大事ですが、服用方法でちょっとでも
苦しみをやわらげる工夫があった方が良いと思います。
こういう配慮は嬉しいですね。


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posted by ソノキニ at 12:35| Comment(3) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月07日

小林製薬 ニノキュア

こんにちは、ソノキニです。

新商品紹介です。
小林製薬さんの「ニノキュア」です。

ninokya-kobayasi.jpg

相変わらず、小林製薬さんは、売り方が上手だなぁと思います。
どれぐらい売れるか、売れているかはわかりませんが、
消費者の悩みに対して、提案をするという姿勢は素晴らしいですね。

※注意:勉強会資料等を参考にして書いたものではありません。
 (勉強会資料等:各メーカーが小売店用に資料を別途作成したりする)


「毛穴の角質詰まりが原因のざらつきを改善し、
すべすべの素肌へ導く二の腕などのブツブツ治療薬」



表現が良いですよね。また新たな薬が登場したと思います。
では、成分を見てみると、

  (100g中)
  ・尿素 20.0g
  ・トコフェロール酢酸エステル 0.5g(ビタミンE)
  ・グリチルリチン酸モノアンモニウム 0.5g


     あれ?


効能、効果はというと、

さめ肌、ひじ・ひざ・かかと・くるぶしの角化症、手指のあれ、老人の乾皮症


なーんだ、ケラチナミンと似たような処方じゃありませんか。

尿素で、皮膚表面をやわらかにして、グリチルリチン酸で、炎症や赤みを抑える。
といった薬です。グリチルリチン酸の炎症取り効果は、弱めです。

尿素は、皮膚軟化には良いですが、長期使用はあまりおすすめしません。
二の腕だと、かかとと比べて、皮膚が薄いですからね。


消費者目線で考えられた医薬品です。
売り場をつくるのは楽しそうですが、接客ではあまり販売したくない薬です。


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追伸:20%濃度の尿素なので、人によっては、ピリピリ感が出ます。
   もし、購入を考えているのであれば、テスター等(ケラチナミン20%でも可)で
   試した方が良いかもしれません。
   
posted by ソノキニ at 12:25| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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