2011年02月03日

スカイナーAL錠(エーザイ)

こんばんは、早くも2月になってしまいました。

今年も既に1ヶ月が過ぎたかと思うと、ボーっとするのは
もったいないなぁと今更ながら思います。

さて、エーザイさんが新しい薬を発売しました。
「スカイナーAL錠」です。

skainar-al_ph01.jpg

成分は、塩酸アゼラスチンになります。ということは、
エーザイさんが以前出していた「ハイガード」と成分は
同じですね。

スカイナーブランドで出してきたということは、打ち出し方を変えて
きたんだと思います。

花粉症対策薬としては、同じタイミングで出された、「ザジテン」シリーズに
やられているため、鼻炎で名前が知られている「スカイナー」ブランドに
変えて出してきたんだと思います。


「ハイガード」と一緒ですけれど。


こういった感じの新製品というのは、多いです。
新商品というと、新たな成分のイメージが一般の方には、多いかも
しれませんが、他のメーカーが出していたり、古い処方であったり
するものでも、商品として新しければ、新商品です。

例えば、コッコアポA錠は防風通聖散という漢方薬ですが、
小林製薬さんが、「ナイシトール85」という商品名で出したかと思えば、
ロート製薬さんが、「和漢箋 防風通聖散錠」として出しています。

同じ成分なのに、CMの仕方や打ち出し方で、売れ方が変わってきます。
どれだけ、伝えられるかの勝負だとも言えます。

ですので、「ハイガード」を抗アレルギー薬として打ち出すよりも、
鼻炎薬という位置づけでアピールした方が良いと判断したのでしょう。


「ハイガード」と一緒ですけれど。


特に、今回は、塩酸アゼラスチンという成分が、

第1類医薬品から第2類医薬品に変わったので、全ての薬店で販売することが
できます。登録販売者も販売できます。

これは、販路拡大もできるので、エーザイさんもチャンスと考えたはずです。


「ハイガード」と一緒ですけれど。


確かにスカイナーを飲みつけている人は、鼻炎薬だとすぐにわかりますし、
良い作戦だと思います。


「ハイガード」と一緒ですけれど。


以前も、この成分に関しては、説明してますので、詳しくは述べませんが、
注目なのが、鼻づまりに効かせられるという事です。

鼻水やくしゃみは、神経伝達物質のヒスタミンという物質をブロックすることで
抑えることができますが、鼻づまりに関しては、ロイコトリエンという物質を
ブロックしないといけません。

このロイコトリエンに対して、効くのが今のところ市販薬では、
「塩酸アゼラスチン」「メキタジン」「フマル酸ケトチフェン」
ぐらいです。(メキタジンもあるようです。)

以前、これを紹介した時に、エーザイさんが、
「フマル酸ケトチフェン」には、ロイコトリエン拮抗の働きはないと
言っていたというのを書いたことがあります。

それで、その理由もわかりました。とある薬理学の本を見ていたら、
「フマル酸ケトチフェン」には、ロイコトリエン拮抗の働きはないという、
記載がありました。だからそう言ったんだと思います。

薬は、過去の文献の記述等を利用することが多いです。
そのため、古いデータを何度も使うことも少なくありません。
(今、挙げた3つの成分はどれも古い成分です)

したがって、文献で調べたら、そう言うはずなんです。
(違う理由で言っているかもしれませんが)

ちなみに、その当時、ザジテンの抗ロイコトリエンに関する資料を、
大正製薬さんと、ノバルティスファーマさんと両方に出してもらって
見ました。(出所は一緒。)

その時には、効くというデータがありましたが、
どっちを信じるか?という問題になってきそうです。

どっちを信じるかは、「あなた次第」です(笑)

ちなみに眠気が嫌な方は、ザジテンではなく、スカイナーの方がいいかもしれません。
ザジテンの方が、眠気がちょっと強めに出ますので。

では、最後に一言。スカイナーAL錠は、


「ハイガード」と一緒ですけれど。


しつこい?(笑)

最後まで、お読みいただき、ありがとうございます。


posted by ソノキニ at 22:02| Comment(15) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
鼻炎の方も多いですね。

私の同僚も受付の仕事にも
かかわらず鼻炎持ちでタオルを片手に
しています。

今頃の季節ですとインフルエンザとか
に間違われるし・・

その方にはスカイナーをオススメして
みますね。

もちろん「ハイガードと一緒ですけれど」
までセットでお伝えしたいと思います。
Posted by 明子姉 at 2011年02月04日 23:38
       明子姉さん

コメントありがとうございます。

インフルエンザも多いみたいですが、
花粉症は2月からどんどん出てきますからね。

初めて花粉症になる方も、毎年おられますから。

私も鼻炎持ちなんで、気をつけたいと
思います。

ありがとうございます。

Posted by ソノキニ at 2011年02月07日 00:15
検索から来ました。
以前ハイガードを時々服用していて、なくなったので買いに行ったら薬局でこれを出されました。
同じものだとしつこいほど教えて下さってありがとうございます(笑)
ちなみに私は、皮膚のかゆみを抑えるために飲んでます。
鼻の症状だけの時は別のものを飲んでいますので……

ところで、中身が全く同じなのに、ハイガードは薬剤師がいないと買えなくて、スカイナーALは普通に買えるのは何故なんですか?
第○種っていう分類があるのは知ってますが、全く同じものなのに?と謎です。
Posted by ななりん at 2011年02月07日 08:03
ななりん さん

コメントありがとうございます。
検索から、ようこそ。

ハイガードの検索って、すごく多いんですよ。
具体的な説明がなくて、わかりにくいんでしょうか?

ハイガードは、皮膚には比較的良いですよね。
病院で出す分には、軽度のアトピー適応も
ありますし。

OTC薬と同じなのに。

さて、ご質問の件ですが、非常にわかります。
簡単に説明すると、国の都合です(笑)

元々、塩酸アゼラスチンという成分は、
医療用から、一般用に変わった
スイッチOTCと呼ばれる薬剤でして、
一般用の実績がないものは、大体、

第一類医薬品になります。
そして、第一類医薬品は薬剤師しか、
販売することができません。

ところが、最近、この塩酸アゼラスチンが
第一類から、第二類に規制が緩和されたのです。

従って、同じ成分であるにもかかわらず、
薬剤師以外の登録販売者でも販売することが
できるようになりました。

この時に、ハイガードの第一類医薬品の文字の
部分に「第ニ類医薬品」のシールを貼ったり
して、普通は対処するのですが、

エーザイさんは、新商品をつくる方を
選択したんだと思います。

ちなみにハイガードは製造中止になります。
中身は、一緒なので(笑)

それと、こういうことがあるので、
私は第一類とか、第二類とかで、薬を判別する
考え方は嫌いです。

「昨日までと言っていることが違うじゃん」
となりますからね。

リポビタンDがある日から、薬ではなくなったのを
みて、決める人間のさじ加減に振り回されたく
ないと心に誓いました。

ですので、ななりんさんの気持ちは、本当に
よくわかります。

おかしいですよね。

でも、薬を知らない人が買うための制度で
あることも事実なので、うまく受け入れたいとは
思っています。

ありがとうございます。

Posted by ソノキニ at 2011年02月07日 13:41
初めまして。

今年も「ハイガード」を買わなければと思い
薬剤師がいる薬局に電話で問い合わせたところ
今度からは「スカイナー」になりますと言われ疑問に思い
「ハイガード」で検索したらここを見つけました。

『同じ』なんですね(笑)

また第二類に戻ったことで薬剤師のいないドラッグストアでも
買えることも分り、安心しました。
しかもハイガードより安く買えることが何より嬉しいです。

有難うございました^^

Posted by cyoko at 2011年02月23日 15:25
すみません、第1類→第2類に戻ったのではなく
変わったんでしたね^^;

訂正いたします ○┓ペコリ
Posted by cyoko at 2011年02月23日 15:30
       cyoko さん

コメントありがとうございます。

そうなんです。「同じ」なんです(笑)
第ニ類になったのは、便利ですね。

基本的に、医療用から一般用にスイッチした
場合は、全て第一類になるので、これからも
こういう問題は起きてきます。

花粉症ですか?

大変でしょうけど、うまく乗り切ってくださいね。

ありがとうございます。
Posted by ソノキニ at 2011年02月24日 15:42
スカイナーAL錠から来ました。
非常に参考になりました。

アゼラスチンは鼻づまりにも利く。
これは大きいですね。
というのも自分は
鼻水、くしゃみは「抗ヒスタミン薬系の内服薬」
鼻づまりは「抗ヒスタミン薬系・血管収縮剤入りの点鼻薬」
目のかゆみは「抗ヒスタミン薬系の点眼薬」
そして「マスク」を使用しており、つまり、
鼻づまりの血管収縮剤入り薬をやめたいのです。

そしてもうひとつ毎年「抗アレルギー薬系」を
試しているのですが、一昨年「ザジテン(ケトチ)」効き目なし、昨年「アルガードシールド(メキタ)」効き目なしだったので、今年は本文記載の抗アレルギー薬3種のラストの「スカイナーAL(アゼラ)」を試します。

また、新鼻炎薬の紹介お願いします。...っと
思ったら昨年の記事でした。
失礼しました。
Posted by ドカベン at 2012年02月23日 21:21
     ドカベン さん

コメントありがとうございます。

>アゼラスチンは鼻づまりにも利く。
>これは大きいですね。

鼻づまりは、ヒスタミンではなく、
ロイコトリエンがらみで起きるので、
抗ヒスタミン薬では厳しいです。

鼻づまりは、血管の拡張が原因なので、
血管収縮剤が効き目が良いのですが、
副鼻腔炎も含めて、副作用が気になりますよね。

ステロイドの点鼻薬も効き目では優れています。

期間を決めて、割り切って使えば、下手に
血管収縮剤を使うよりは良いと思います。
(特にナファゾリンはあまりお勧めしません)

>一昨年「ザジテン(ケトチ)」効き目なし、
>昨年「アルガードシールド(メキタ)」
>効き目なしだったので、今年は本文記載の
>抗アレルギー薬3種のラストの
>「スカイナーAL(アゼラ)」を試します。

アゼラスチンの活躍の場は、意外と皮膚がらみ
だったりするのですが(笑)、
使ってみても良いです。

もし、このコメントを薬を購入される前に
ご覧になられたのであれば、

アゼラスチンよろもエピナスチンを
おすすめします。

病院ではアレジオンという名前の薬で
処方されていた抗アレルギー薬です。

ドカベンさんの期待にお答えできるかどうかは
わかりませんが、去年から市販薬への認可が
おりた抗アレルギー薬です。
(記事のアップが必要ですね。笑)

眠気が少ないのが、従来のよりも特徴です。

ただ、市販の抗アレルギー薬はどれも、
直接的な抗ロイコトリエン薬ではないので、
症状をバッサリ抑えることは難しいです。

その辺をご理解ください。
あくまでも、起こさせなくするためのものです。

ありがとうございます。
Posted by ソノキニ at 2012年02月25日 19:41
「ハイガード」と一緒ですけれど。

ありがとうございます!

紫外線にアレルギーがあって、この時期になると蕁麻疹がでてしまうので、以前はアゼプチンを病院で処方してもらってました。
ハイガードがでてからは病院に行かなくてもよくなったので助かっていたのになくなっちゃったんだ(T_T)とショックをうけていたところ、このサイトを見つけました。
スカイナーって言うと鼻炎薬?のイメージだったので、、、。
これで安心して買いにいけます。
Posted by moti at 2012年05月31日 11:31
      moti さん

コメントありがとうございます。

アゼプチンは、他のやつに比べて、
皮膚アレルギーに関しても適用されることが
多いですよね。

OTCでは認可が下りていませんが、
医療用では、アトピー性皮膚炎の初期の
適用がありますし。

安心して、お買い求めください(笑)

ありがとうございます。
Posted by ソノキニ at 2012年06月01日 06:26
はじめまして。昔から蕁麻疹が出ていたりしていたのですが、近年は落ち着いていました。しかし去年の夏に整形外科で処方されたロキソニンを飲んだら、目が腫れぼったくなりむくんだので怖くなり飲むのをやめました。そして秋に歯医者で麻酔をかけられたら上唇が腫れ、それから足などに時々蕁麻疹が出るようになりました。昔
内科で薬をもらった時に弱いと言われた薬だったのですが、異常に眠くなったので、今回は薬局でスカイナーAL錠を買って飲んでいます。
けさ、蕁麻疹の兆候があり下唇も腫れてきたので早めに飲んだのですが、泥のように眠ってしまいました。起きようと思ってもまた意識が遠のくみたいな感じで怖くなりました。

スカイナーAL錠より眠気が出ないアレルギー薬は薬局で買えますでしょうか?
Posted by Ririko at 2013年02月08日 16:51
        Ririko さん

コメントありがとうございます。

眠気が出ないのは、今、嵐の大野くんが
やっているテレビCMで有名な、

「アレグラFX」です。

スカイナーALは世代としては、
古い薬なので、眠気は割りとでやすい
タイプになります。

かなり眠気には差がありますので、
もし飲まれるとしたら、アレグラFXが
良いと思います。

この薬は、第1類医薬品という分類に
なりますので、ガスター10やリアップと
いった薬が扱えるお店でしか、
購入ができません。(薬剤師登録の店)

ですので、購入の際は気をつけてください。

あと、薬に関する副作用がちょっと
気になります。鎮痛剤系統、抗生物質系統は
副作用が結構、出られるのはないでしょうか?

アナフィラキシーが怖いので、
そういった薬はかなり慎重になってください。

肝機能は大丈夫でしょうか?
それと全体的に冷えの傾向、交感神経低下の
方になっている気がしますので、

くれぐれも身体を温かくしてくださいね。
(蕁麻疹が気になるかもしれませんが)

もし、よければ整腸剤を飲んで、
腸内環境に気をつけることをおすすめします。

ありがとうございます。
Posted by ソノキニ at 2013年02月09日 01:13
ありがとうございました。アレグラFXですね。ただ少し飲んで合うのかが気になります。肝機能に問題はなく大きな病気はしたことがありませんので、薬に関しては昔飲んだバファリンで(今は成分が変わったと聞きました)手首に蕁麻疹が少し出たのと、前回書いたロキソニン、そして歯科での麻酔の時くらいです。でも今後、大きな怪我や手術をすることになった時に麻酔や鎮痛剤に過剰に反応するかもしれませんね。心配です。家族には医者に伝えるように話しておきたいと思います。


10年くらい前にひどい蕁麻疹が出たときは漢方を処方してくれるアレルギー科で血行が悪くなっているせいだと言われた記憶があります。ひどい汗かきで夏が大の苦手なのですが、血行が悪いと言われ驚きました。でも気づかないだけで冷えているのかもしれませんね。
腸内環境については私も気になっているので、整腸剤(我が家は新ビオフェルミンです)を飲んでみます。ご丁寧なアドバイス本当にありがとうございました。
Posted by Ririko at 2013年02月10日 17:11
     Ririko さん

コメントありがとうございます。

>肝機能に問題はなく大きな病気はしたことが
>ありません

問題なければ、安心です。
肝機能に問題があると、皮膚疾患が
出やすくなりますので、

皮膚疾患が続いていて、調べたら
肝機能が・・・ということもありますので、
発言いたしました。

>昔飲んだバファリンで
>(今は成分が変わったと聞きました)

新しい商品が出たという意味でしょうかね?
基本のバファリンは、アスピリンのまま
変わっていないと思います。

あと、豆知識として、海外の論文ですが、
水分を多くとると、ヒスタミンの出る数が
減るというものがあります。
(ヒスタミン:アレルギー反応を起こす物質)

汗かきということで、ひょっとしたら、
水分を控えられているのでは?と思い、
お伝えしました。

また、自律神経の働きが悪いと、
水分が細胞内に入りづらくなり、
飲んだ水がすぐに汗として出るような
状態になります。

自律神経の働きをどうあげていくかは
ちょっと説明が大変ですが、

 ・ちょっとテンションを上げて取り組む
 ・ゆっくり心からリラックスできる
  時間や場所をつくる。

というのをやってみてください。

現代人は、いろんな情報を吹き込まれる
ことで、かなり混乱していると思いますから。

少しでもお役に立てれば、うれしいです。

ありがとうございます。
Posted by ソノキニ at 2013年02月13日 11:58
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