2011年03月05日

尿素について

こんにちは、ソノキニです。

猫耳将軍さんからの、ありがたいフリに呼応して、今回は尿素について
書きたいと思います。

猫耳将軍さんの伝えたいことの半分でも出せればいいかなと思って書きますので、
足りない部分は、猫耳将軍さんの補足で補ってください。(ムチャ振り?)


では、はじめますね。


尿素なんですけれども、これというのは、元々、アンモニアから、身体で精製するもので、
人間の身体にもあります。

窒素化合物であるアンモニアというのは、すごく有害な物質であり、
身体に残しておくと危険なので、尿素という形にします。

当然、おしっこの中には、アンモニアが含まれてはいるものの、尿素という形に
しておくと、とりあえずの危険性は防げます。


あ、ちなみにアンモニア等の物質は、たんぱく質系統から作られるので、
肉類の食事が多い方は、必然的にアンモニアなどの窒素化合物の悪影響を
うけやすくなります。肉食バリバリの方は、要注意です。

野菜も食べてね。ソノキニからのお願いです。


話を戻します。
それで、この尿素というのは、肌にも存在し、一般的には、


   天然保湿因子(NMF)


の一種として知られています。つまり、肌に存在することで、水分を留めておく
イメージです。

それで、この尿素なのですが、働きとしては、水を引っ張ってくる働きがあります。

例えば、カサカサ肌に塗ることで、身体の中にある、水分を引っ張ってくるのです。
言っておきますが、乾燥を防ぐ訳でも、水分を与えるわけでもないのです。

身体の中にある水分を尿素があるところに引っ張ってくるのです。

とりあえずは、どういう形であれ、水分がやってくるので、潤いは出てきます。

それと、もう一つ働きがあって、それがピーリングです。
つまり、角質を剥ぎ取る働きがあります。

では、これを踏まえて、尿素がかかとのガサガサに効く
メカニズムを簡単に説明しますね。

 @尿素を塗る
 A尿素のピーリング効果で、表面のガサガサをゆっくり剥がしていく。
 B尿素の力で、足の中の水分を、皮膚表面に吸い寄せる。
 C乾燥しきった皮膚が剥がれ、引き寄せた水分で潤った皮膚が出てくる。

といったイメージです。

ご理解いただけましたか?


尿素のピーリング効果は、皮膚同士がくっついている構造を破壊するような感じで
起こします。

つまり、皮膚同士くっついているのが、剥がれる感じですね。

そして、それはかかとのガサガサなどでは、非常に有効に働き、どんどん剥がしてくれます。
この時のイメージは、一枚の皮がベロリと剥がれるのではなく、皮膚が小さい単位で
剥がれるイメージです。(うまく剥けない時のゆで卵の殻?)

ところが、

ところがです。ある程度キレイになった肌状態では、どうなるかというと、

尿素は、相も変わらず、マイペースで皮膚同士がくっついている構造を破壊します。
そうなってくると、はがさなくて良い皮膚が、剥がれてくることになり、
皮膚の入れ替わりが、通常以上のペースで行われます。

結果的に、皮膚として、育つ前の不十分な状態の皮膚が表に出てくるようになり、
(未成熟ということ)

それは、皮膚水分の蒸発を招きやすく、水分を溜め込むことも未成熟なため、
固い皮膚を生むことになります。

ちょっと言葉を変えると、皮膚のターンオーバーのペースを速める感じです。
これは、ニキビ治療等、ピーリングの手段と同じになります。

また、話が飛びますが(笑)

ロート製薬のオバジスキンサイクラーという商品があるのですが、
これも、ピーリングを行って、ターンオーバーを速めて、皮膚を一回剥くという
作業を行います。

そして、新しい皮膚を出して、安定させるというやり方です。

つまり、ピーリングという行為は、古い皮膚や、邪魔な皮膚を交換する手段としては、
いいのですが、ある程度よくなってからは、いい影響を及ぼしません。


なぜならば、キレイな皮膚や、育つ前の皮膚を剥がすからです。
今のあなたの健康な肌が、勝手に剥がれてきたら、ちょっと怖いですよね。


それと、尿素の20%濃度のクリームを使われた方は、経験あるかもしれませんが、
少しピリピリ感を感じます。刺激を感じますよね。


こういった特徴のある尿素を、皮膚の薄い、刺激にすぐ反応する
「アトピー肌につけること」を、あなたならどう思いますか?
そして、それをテレビでお医者さんが勧めていたことを。


banner_02.gif

  
にほんブログ村 健康ブログ 健康カウンセリングへ


追伸:私は、尿素が悪いというつもりもないし、絶賛するつもりもないです。
   ただ、薬の使いどころや働きを言う人が、少ないことが残念なだけです。

追伸A:ランキングボタンおかげさまで、どちらも一桁番です。
    押すと、今の順位が確認できます。




posted by ソノキニ at 15:34| Comment(2) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ムチャ振りにお応え頂きありがとうございますです。
ひとつ、尿素についての私見を付け加えさせて下さい。

ソノキニさんの説明通り、尿素には角質の結合を解く=ピーリング効果があると言われています。

余談ですが、尿素はお薬だけでなく工業用等としても幅広く利用されるポピュラーな物質です。
これだけ色んな分野に顔を出す尿素ですが

「ピーリング効果がある」

と書いた資料は数多くあっても

「これは果たしてピーリング効果なのか?」

を正確に実験した資料は全く出てこないんです。

捻くれ者の猫耳は思いました。

『これはアレか。昔のエラい人がピーリング効果あるよー!って言った上に、実際にそれっぽい効果が確認されるから皆そういうもんだと思って誰も実験してねぇな?』

その日から、手首の内側に試供品の尿素20%クリームを塗り、外的要因を断つためにその上に絆創膏を貼りました。
本当は目に見える変化が出るまで一ヶ月くらい覚悟してたのですが、一週間で断念しました。
丁度一週間の7日目、見事に潰瘍が出来上がってめっちゃ痛かったんです。ヘタレですんません。
5日目くらいからビリビリした痛みがあったんですが、7日目には完全に傷になっていた訳です。
ここで確信しました。
こいつぁ角質に作用なんて可愛いもんじゃねぇなと。

一般に言われる新陳代謝やターンオーバーが本当ならば、あくまで死んだ皮膚、角層にしか作用しないはずです。
潰瘍から体液が浸潤していた以上、尿素は真皮にまで影響を与えるというのがおいらの結論です。
その効果は、ピーリング(皮むき)というよりはメルティング(皮溶かし)とでも表現したほうがしっくり来るもののように感じました。

以上、独断と偏見による尿素考察でしたwww

以上の実験考察プラス「そもそも本当に肌のこと考えるならクリーム基材なんて使うんじゃねぇよべらんめえ。
んな薬をオレに売り込みたいなら何とか弁解してみろよオラオラ」
という乱暴な意見要望に前述の製薬会社2社は困り果てたという顛末です。
Posted by 猫耳将軍 at 2011年03月06日 17:18
    猫耳将軍 さん

コメントありがとうございます。

素晴らしい実験成果の披露ありがとうございます。

>「ピーリング効果がある」と書いた資料は数多くあっても
>「これは果たしてピーリング効果なのか?」
>を正確に実験した資料は全く出てこないんです。

良い視点ですね。むかつく程の過去の文献主義が
薬業界にはしつこくあります。

医学・薬学というのは、語弊を招くことを無視して言えば、
あまり科学的とはいえません。

なぜならば、検証ができないからです。

「妊婦がとってはいけない成分」
確かにこんなものは、検証できません。
わが子を犠牲にして、人体実験に応じる人は
いないからです。

まあ、だからこそある種の人体実験が、現在進行形なのですが・・・。

>『これはアレか。昔のエラい人がピーリング効果あるよー!
>って言った上に、実際にそれっぽい効果が確認されるから
>皆そういうもんだと思って誰も実験してねぇな?』

猫耳さんの検証は、すごく貴重なものですね。

猫耳さんのコメントを読んでいて、気づきました。

 ピーリング効果 = 角質軟化

という風にとらえようと。

ウオノメの薬等は、どちらかというと
ピーリング。

でも、この尿素は、細胞の結合している所に
割り込んで外すので、ピーリングではなく、分解。
しかも、角質だけに作用するのではなく、
皮膚全般に作用しているのだと。

それと、私ではうまく皮膚の水素結合における
尿素の働きかけを「わかりやすく」かけなかった
ことを残念に思います。

>「そもそも本当に肌のこと考えるならクリーム基材んて使うんじゃねぇ

しかも、乾燥の薬に使っているというオチつき。
使用感(QOL?)のためだけの存在ですからね。

ピーリングの捉え方が明確になってよかったです。
ありがとうございます。
Posted by ソノキニ at 2011年03月08日 03:05
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。