2011年08月19日

2010年東京都登録販売者試験問題 第5章 問107 解答編

おはようございます。ソノキニです。

それでは、解答編です。

問題を復習しますね。

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次の成分のうち、メトヘモグロビン血症を起こすおそれがあるため、
6歳未満の小児は服用を避ける必要がある成分はどれか。

   1 アセトアミノフェン  
   2 アミノ安息香酸エチル 
   3 塩酸エチルシステイン 
   4 アミノエチルスルホン酸  
   5 安息香酸ナトリウムカフェイン

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というものでした。

コメントいただいていた方の多くが解答していました通り、
答えは「2」番のアミノ安息香酸エチルです。
副作用は、メトヘモグロビン血症です。

これは、本来酸素と結合し、酸素を運ぶ働きのあるヘモグロビンが
水と結合することによって、酸素を運ぶ能力をなくしてしまい、
身体に異常を来たす状態をいいます。

この酸素を運ぶ能力を失った状態のヘモグロビンをメトヘモグロビンと
言います。主にチアノーゼという、唇や爪が紫になる状態で気づくことが
あったりします。当然、血液による酸素運搬が行われないので、
ひどい場合だと、死に至る危険性もあります。

健康な人でも、このメトヘモグロビンができてはいますが、これを
酵素の働きにより、元に戻しているので、別段問題はありませんが、
薬の副作用や窒素酸化物等の吸入等で、大量に作られる場合があります。

また特に乳幼児は、メトヘモグロビンを元に戻す作用が弱かったり
するので、疾患としては出る可能性が高いです。

ちなみに、アミノ安息香酸エチルは、OTCでは外用薬の処方が
メインになっています。局所麻酔剤で、かゆみを抑える等に
使われています。

1のアセトアミノフェンの副作用はなんといっても「肝障害」。
保険金殺人にも使われましたね。解熱鎮痛成分です。
抗炎症作用はないもしくは、非常に弱いとされています。

3の塩酸エチルシステインは、去痰剤です。痰を切る作用です。
OTCでは、割とカルボシステインの方がよく見る気がしますが、
どうでしょうか?副作用は少ないです。

4のアミノエチルスルホン酸は、別名タウリンですね。
タウリンだと、大体なじみがあるので、ピンとくると思いますが、
ちょっと意地悪な感じもします。体内で合成することのできる物質です。
アミノエチルスルホン酸という名前ですが、アミノ酸ではありませんので。

5は安息香酸ナトリウムカフェインはいわゆるカフェインですね。
脳を興奮させる働きがあり、胃酸分泌もちょっと影響します。
主に眠気覚ましで、頭痛を取るのを助けたりもします。
副作用は、逆に眠れない。摂りすぎによる頭痛とかもありますが、
それほど重篤な副作用はありません。

母乳からの流出が多い成分なので、授乳中の赤ちゃんの疳の虫や
夜鳴きがひどい場合は、おかあさんの飲食物を見直してみてください。
コーヒーやお茶好きだったりします。

お母さんが止めるだけでおさまったりすることもあります。
(お礼を言われたことがあります)

来週、試験の地区も多いですね。くれぐれも体調に留意して、
実力が出るように頑張ってくださいね。

もし、試験会場でみんな出来そうと思っても心配いりません。
定員が決まっているわけではないので、あなたが出来れば
万事オッケーです。誰かに勝つ必要のない試験ですので。

応援しています。

最後までお読みいただきまして、
ありがとうございます。

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posted by ソノキニ at 08:57| Comment(0) | 登録販売者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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