2012年05月08日

特定保健用食品のコーラ、キリンメッツコーラ

こんばんは、ソノキニです。

特定保健用食品のコーラが売れているみたいです。

2012-03-26-210651.jpg

「トクホの「コーラ」バカ売れ 「中性脂肪抑える」と人気」
ソースはこちら↓↓↓
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120502-00000002-jct-bus_all

これ、飲んでみました。味はコーラでした(笑)
糖分が少ないので、普通のコーラとは味は違いますが、まぁコーラです。

アスパルテームが入っているので、甘さはそこで調整しているわけですね。

私はこれを飲んで痩せるとか、太るのを防止できるとかは全然考えていませんので、
飲みませんが、もしチャレンジしている人がいたら、結果を教えてください(笑)

キリンビバレッジさんのホームページの説明には、
「食事の際に脂肪の吸収を抑える、特定保健用食品史上初のコーラ系飲料(難消化性デキストリン配合)」
という風に書いてありました。

もはや「難消化性デキストリン」が入っていれば、何でも良い状態ですね。

難消化性デキストリンというのは、消化しにくいデンプンの一種で、食物繊維不足解消のために
つくられたものです。安全性は確認されています。
そして、働きとしては、

  1.糖・脂肪の吸収をゆっくりにする。
  2.整腸作用
  3.内臓脂肪を減らす
  4.ミネラルの吸収促進

などがあると言われています。まあ、それぞれ研究によるデータはあるわけですが、
すごく良さそうでしょ?(笑)

良さそうですが、成分単体と、商品というのはイコールではないですから、
そのまま信じることは止めてください。

これは事あるごとに言っていますが、言い続けます。

研究のデータやら、実験やらは、仮説に対応した結果がでるべく、いろんな準備が行われているわけです。
(私が言っている意味わかりますか?)

ですから、モノによっては、商品化した時に、とんでもなく別物だったりすることが
おきるわけです。もし、キリンさんが、この商品を使って、データを取っているならば
別ですが、そんなことは絶対にするわけがありません。

だって、わかるでしょ?結果は。

それよりも、公に法律に守られている形で、こんな許可を与え続けていいのか、
不安になります。そして、ある日突然、「やっぱり基準見直します」とか、
平気で言いそうな気もします。

はっきり言って、つくるメーカーよりも、消費者庁の方が、何倍も心配です。

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追伸:食品添加物の規制に、もうちょっと配慮して欲しいものです。添加物の単剤リスクは
   言及しているものの、混合ほったらかしって、本当に大丈夫と思っているの?
   (単剤リスクも甘いですが・・・)


posted by ソノキニ at 20:43| Comment(4) | サプリメント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは!
「イブプロフェン 痩せる」で検索して来ました。
全然関係のない記事でしたが…
ちなみにその「イブプロフェン 痩せる」はそれこそ全く信憑性もデータもないもので、今日友人が「痛み止めを飲むようになったら頭痛が解消して運動量が増えて痩せた」と言っていたので、「イブプロフェン自体にそういう効能があったりしてー」、と思って調べていました。
でも今の所全然そんなことはなさそうです。

さて、本題ですが、
私は健康食品の試験をする仕事をしています。
健康食品で効能を語る(実際には語れませんが、それらしい事を歌う)には、
一応どんなものでも「その商品で」試験をしなくてはならないことになっています。

中にはヨーグルトの乳化オリゴ糖の整腸作用など、「どんな商品のどのヨーグルトでも整腸作用があることが確認されている」というような場合には試験をしなくても特定保健用食品に近い基準を満たした旨を証明するマークをつけて良い、などがありますが、
難消化性デキストリンはそれに含まれていないのです。
特定保健用食品でなければ確かに大幅に自社に有利な試験を組む事も出来ますが、特定保健用食品は結構厳しいです。二重盲検のプラセボありでなくてはならない、タブレットなど薬に似た形状のものであってはならない、など様々なルールがあり、かなり通り辛いです。それこそ完璧なまでの効果が見られても。
この商品は特定保健用食品なので、このコーラでは少なくとも動物実験での安全性と有効性、それからヒト臨床での安全性と有効性、両方の試験を行っていることになっています。
おそらく少なくとも100人、多ければ何百人の被験者を使っていると思います。

なので今度から厚労省の認可マークを見た場合は、「これは本当に効き目があるんだな」と思ってあげて下さい。
よろしくお願いしまーす!
Posted by コアララッコ at 2012年09月25日 22:43
      コアララッコ さん

コメントありがとうございます。
コアラもラッコもかわいいですよね(笑)

>「痛み止めを飲むようになったら頭痛が解消して
>運動量が増えて痩せた」

頭痛解消と運動量の関係は、薬じゃなくても
できるかもしれませんね。

それとイブプロフェンで痩せる事はないです。

>厚労省の認可マークを見た場合は、
>「これは本当に効き目があるんだな」と
>思ってあげて下さい。

実際に検査されているのであれば、
そう思われることもあるでしょう。

それはそれでいいです。

でも、私は「特定保健用食品」には懐疑的です。

某メーカーの商品で、認定の際、科学的根拠が
なく、その説明もないのに、通っている可能性が
あるものもあります。

健康食品の利点は何といっても、医薬品ほど
研究開発費も時間も要らないことです。

お仕事が大変なのは、わかりますが、
それにかけるエネルギー(時間・費用・人)
たるや医薬品との差は、あまりにも大きいです。

当然、健康食品であっても、すごく力を
入れているメーカーのもあります。

そういったメーカーは、エビテンスの種類が
とても多いです。

時代的な背景によるもので、医薬品や健康食品の
位置づけが変わったりすることも多いので、

個人的には、その内容自体を見ずに、
「特定保健用食品」だからオッケーとするのは、
かなり危険だと考えています。

やはりいろんな物事において、
「作用と反作用の関係」はあると思いますので、
効くものには、それなりに何かがあるはずです。

それと、私がこの記事で表記している「商品」とは、
厳密な意味での「商品」です。

ですから、パッケージリングされた販売する状態の
商品を使って実験をやることに価値があると
思っています。

よく商品と同じものだからと使用して
やることがありますが、実際に販売される
状態になると、品質の変化が大きく出る
場合があるからです。

(実際にパッケージリングされたもので
やっているメーカーには頭が下がります。)

そろそろ某メーカーの特定保健用食品の一つが
問題になるのでは?と思っています。

その時にまたコメントいただけると幸いです。

追伸:そういえば特定保健用食品の花王エコナが
   回収になったことがありましたね。
   一気に店頭から引きましたっけ。

   懐かしいです。

   「なっている」と「実際」は違うことも
   往々にしてありますからね。
Posted by ソノキニ at 2012年09月26日 20:26
どこの国の人だったか忘れましたが、昔バーで外人としりとりを始めて、コアラ→ラッコの流れで「私の国の言葉ではコアララッコは〜〜という意味になる〜」と言われたのを思い出し、この名前にしました。
酔っぱらってたのでどんな意味だったかすら覚えてないんですけどね。


トクホは作用機序が解明されていることが条件の1つなので、説明が「全くない」ということはないと思いますが、
トクホもまだまだ数が少ないので少しおかしな商品があると目立ってしまうことはあるかもしれませんね。
作用機序などは取り寄せれば(HPからもダウンロード出来るかな…?出来なかったかな?)見る事が出来るため、実際に購入する前には見てみると納得も行くし、効き目に対して安心かもしれません。
健康食品関係者としては、一応試験や実験はしてあるので、作用機序に納得がいかなくても「効果があった商品だから…!」と言ってしまいたい所ですがね…。

金銭面については、やはり薬と違って保険対象ではないので売って元をとれるお金の量が違う…!というところでしょうか。
その辺もあって医薬品のように10年単位での臨床試験を行なえないのです。
だからといってエコナのグリシドール(いつまでたってもグリシドール脂肪酸が安全なのか安全じゃないのか決定的になりませんね…、いつになることやら)の様に即時的に副作用の出るわけではないものは見過ごされて良い…!というわけではありませんが、
その辺は医薬品でも後々回収される商品はあるので、健康食品だけ、と言わず総合的に対策をとるべき箇所と思います。

大量生産パッケージ後の商品で臨床を行なわないというのも医薬品でも同じ…、と思います。
おそらく100や200ではミスのでない機械も何十万と大量生産するとミスが出て来る場合もある…ということだと思うのですが…。
販売後の商品を試験する場合はそれこそ何かに応募するようなポイントシールとかがついたまま試験に回されることもあります。
でもそうでない場合は医薬品のように市販後調査とかも義務づけて行くべきなのかもしれませんね!
市販後でプラセボと比べるのは難しそうですが…!
Posted by コアララッコ at 2012年09月28日 03:45
   コアララッコ さん

コメントありがとうございます。

>トクホは作用機序が解明されていることが
>条件の1つなので、説明が「全くない」と
>いうことはないと思いますが、

「作用機序が解明されている=商品に効果がある」

とは限らないのがポイントで、
医薬品のトランシーノのように、
完全には作用機序が解明されていないのに、
効くものもあります。

ですから、説明できるから効くとは
断言できないのです。

>一応試験や実験はしてあるので、作用機序に
>納得がいかなくても「効果があった商品
>だから…!」と言ってしまいたい所ですがね…。

そのお気持ちはわかります。
漢方薬がある種その世界ですね。

作用機序があいまいですが、
医薬品になっています(笑)

中国の漢方の方は、日本と違い西洋医学のような
やり方をしようとしていますが・・・。

>金銭面については、やはり薬と違って
>保険対象ではないので売って元をとれる
>お金の量が違う…!というところでしょうか。

OTC医薬品だと、保険対象ではないので、
比較対照がしやすいでしょうが、
医薬品にするまでには、自動的に費用が
かかる仕組みになっています。

それに比べて、健康食品は、費用があまり
かからない仕組みになっているので、
その利点を生かそうとするのは、
当然の流れだと思います。

メーカーには良いものを作ってほしいですが、
まあ、そこは大人の論理が働くわけです。

>その辺は医薬品でも後々回収される商品はあるので、

医薬品は市販後調査等もあります。

それと根本的に医薬品と健康食品との間には
考え方に差があると思います。

 「医薬品」=副作用がある
 「健康食品」=副作用がない

こういった図式があるのですが、
副作用がないものが、本当に何かを
起こしたと言えるのでしょうか?

効くものも中にはあるでしょうが、
反作用がなく、作用だけというのは、
ちょっと受け入れづらいのです。

>大量生産パッケージ後の商品で臨床を
>行なわないというのも医薬品でも同じ…、と思います。

そのために市販後調査もありますが、
生産工程まで、とてもうるさく言われ、
臨床データも数多くとっている
医薬品の「効く」と

特保の「効く」の間にはとても差があった
方が良いと思うのです。

言葉上は、「効く」なので、
いかんともし難いですが・・・。

医薬品は、「効く」と言える代わりに、
副作用があるというレッテルも貼られます。

「効能・効果」の枠組みと「副作用」の
枠組みとのアンバランス感が、ちょっと
納得いかないのです。

安易に「効く」という言葉を一人歩きさせて
「あるある大辞典」のような熱狂を
起こさないようにクールで居てほしいのです。

それと、一時消費者庁の動きで、
「特保自体をどうするか?」ということが
ありましたが、

厚生労働省ではなく、消費者庁管轄というのも
この先どうなるのか?不透明な感じもします。

いろいろとご意見、本当にありがとう
ございます。今後も遠慮なく、
ズバズバコメントをいただけると嬉しいです。
Posted by ソノキニ at 2012年09月28日 18:10
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